蝙蝠盤  自由帳

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2010年 05月 31日

今日のらくがき

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またメガネかけさせちゃった。
わりと息止めてた。これを描いてるとき。
このひとが口を押さえてるから?


 母と箱根一泊旅。
箱根彫刻の森美術館、期待以上によかった。
ピカソ館勝手に想像してたのの2倍くらい作品あった。やるなフジてれび。

彫刻のひとで最近かなり好きになった、メダルド・ロッソの作品がいっぱい観れてなんと嬉しいことかと思ったら、この人は寡作で40作しか世に出ておらず、そのうちの14こがここにあるって書いてあった。集め過ぎじゃないか!
彫刻の森 ロッソコレクション
途中っぽいところでわざと手を加えるのをやめた像が、うつくしい。
石膏に蜜蝋を厚く重ねた独特な手法のがいくつかあるんだけど、蜜蝋のほのかな透光性が、作品とすごく合っている。あれどうやるのかなぁ。やってみたいな。
解説に、ロダンとけんかして絶交したって書いてあった。
熱いなぁ。おとなってなかなか絶交までしないよね。
ロッソ、たくさんのフォロワーを生んだとも書いてあったけど、ウィキペディアでも出てこない。
読み方を変えたり英語名でもやってみたけど。あんなに作品いいのにな。
ロダンのほうがはるかに名声運に恵まれていたのか、外交に長けていたのか。
せつない。
またロッソを観にいつか行きたい。

母と二人で旅行したのは小学生以来だった。
私がその頃に、一度箱庭療法をうけた話、初めてした。母はあんまり覚えていないんじゃないかと思ったけど覚えてた。(たいていのことはそんなことあったっけねーというひとなので)
あのころは毎日何してたの?と聞かれた。
なにがあったわけじゃないけど、学校がつまらなかったので、4、5か月ほどさぼって一人で過ごしていたのだった。
らくがきしてたんだよと言うと、納得していた。
今もらくがきしていることについて納得したみたいだった。
 あのとき作った箱庭の写真あったらちょっとみてみたい。もちろんないけど。
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by jingjing-li | 2010-05-31 16:21 |
2010年 05月 28日

肩こった。

今更もいいところだけど、このまえの個展のじゃなくて、去年のドローイングをアップしました。
下の絵は一枚め。続きはこちら
本家サイト drawing2009
よかったら寄ってって下さい。
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一連のなかで、一番苦手な(きらいな)作業は「作品の写真を撮る」かもしれない、、。
たぶん二番目にきらいなのは、失敗したペインティングを木枠から剥がす作業。
これも今からやらねばならない。
いっこいっこ大きいホチキスの芯を取るのはめんどくさいし、そもそも失敗してるしなんにも楽しくない。
そういう労働のときは、なぜか百恵ちゃんの曲を聴くとテンションが落ちない。

「新・三銃士」終わってしまった。夕方の教育テレビの人形劇とは思えない、不倫、横恋慕、恋煩いが影のテーマみたいだった。三谷さん、たのしそうだったなぁ。
最後まで戸田ミレディはかっこよくてかわいかった。そのミレディをポルトスが評して、「女には2種類しかいない。一人ではいられないやつと、一人でなきゃいられないやつさ!」だってさー。三谷さん、そうなのか。

「四畳半神話大系」、面白くなってきた。きのうは明石さんじゃなかった。あのパターンで進んで最後どんな落ちをつけてくれるのかと期待が高まってしまうので、むしろ最終回は「あれ?」ってなるのかな。
金曜日はアジカンオープニングとやくしまるえつこエンディングがあの映像といっしょに頭の中で回ってしまう。
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by jingjing-li | 2010-05-28 23:01 |
2010年 05月 19日

本と雪

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ただね、音楽家ってたいへんと思うよ
だって、この世にはあらかじめ、ひどい音があふれちゃっているから。
ものすごい雑踏のなかで、シャドウボクシングをつづけるようなもんだろう。
だけど、いいか、きみはちゃんとその世のなかをみつめなきゃならない。
この世が実際どんなひどい音をたてているのか、耳をそらさずききとらなけりゃならないんだ。
ぼくがおもうに、一流の音楽家っていうのは、
音の先にひろがるひどい景色のなかから、たったひとつでもいい、
かすかに鳴ってるきれいな音をひろいあげ、ぼくたちの耳におおきく、
とてつもなくおおきくひびかせてくれる、そういう技術をもったひとのことだよ

そんなのむりだ
ぼくの耳には、ふつうの音しかきこえないもの

そんなことはないよ
きみにはクーツェの麦ふみがきこえるじゃないか


「麦ふみクーツェ」いしいしんじ著
読んだ。
まず、ひらがなっぷりが、ひらがなに「し加減」が、分かる気がした。分かるって何が、というかんじだけど、自分もそこはひらがなにしておきたいところをひらがなにしてくれている本だった。
あと、私は絵を描くことをたまにシャドウボクシング(やったことないけど)に例えて話すことがあるので、おぉ、と思った。

写真。
一番初めに私が住んだ家で、母が30年くらい前に撮ったもの。
十字に写っているのが窓のサッシで、部屋のなかから撮った写真。
父が作った物干台も、窓も、庭も、となりの家も、雪で埋まっている。
みかんを食べにきているのは、百舌鳥かなぁ、椋鳥かなぁ
雪が見たいときは、これを見てがまんする。
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by jingjing-li | 2010-05-19 01:13 | つれづればなし
2010年 05月 07日

今日のラクガキ他

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手塚治虫「MW」読んだ。
人間の悪事がいっぱいでてくる漫画だ。
悪事数珠つなぎ。
おんなこどもにも容赦なく不幸がふりかかる。
もしあらすじだけを人に聞いて、「こういうの読みたい?」と聞かれたら、私はぜんぜん読みたくないと答えるだろう。
でも、手塚治虫のだよ、と聞けば、「じゃあ読みたい」となる。
ふつうはずーーーんんんと読後感が最悪!になるようなストーリーでも、この人はそうならないから。
そしてやっぱりそうならなかった。面白かった。こんなに救いのない話なのに。
楳図 かずおの漫画もそうかもしれない。

手塚さんは死ぬまで人気を気にし続けて、常に若手に負けたくないと、あんな大物なのにある意味大人げなかったというエピソードをたまに見たり聞いたりするけれど、
漫画家が大人になってどうする。とも言える。
楳図さんのあの家とか見てても、そう思う。


アキ・カウリスマキの「街のあかり」観た。
前から思ってたけど、フィンランド人のこの監督の映画に出て来る役者の顔が、すべて自分が絵に描きたいと思うタイプの顔をしている。
画面の色も。さびれた海沿いの街も。
田舎の人の無口な感じ。
こてんぱんに惨じめな状況になったりするのに、なぜか笑えてしまう。
ロックが好きなんだなぁ、と思うところがよくでてくるけど、でもアメリカから遠い場所で、という空気に共感を覚える。世界のすみで聞くアメリカの音楽。
私は世界の中心からも日本の中心からも遠い、富山県で産まれたのだけど、
あの海と山しかない、雨の多い場所のあきらめ感。
「おくりびと」って原作は富山県なのに、映画では山形県が舞台に変えられてしまうような、田舎の中でも存在感のなさ。それさえも受け入れているようなところ。
そういう匂いがこの人の映画からもする。
小津映画に影響を受けたという話なので、日本人は入りやすいのかな。
名前も「アキ」だしな…。
お兄さん(も監督)は「ミカ」だしな…。

絵。
たいてい鉛筆は8Bか7Bを使って描いている。これは芯が固くて描き易い。
久しぶりに色鉛筆を使うと、同じ筆圧で描こうとして、芯をぼきぼき折ってしまうのが困る。
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by jingjing-li | 2010-05-07 21:48 |
2010年 05月 03日

個展が無事に終わりました。

ほーんーとーうーにー勉強になることばかりだった。

足を運んで下さったすべてのかた、ありがとうございました。

 期間中、NPO法人コンテンポラリー・アート・イン・東京さんのアート飲み会というイベントにも参加させていただいて、飲み会の前にギャラリーに寄って下さった方多数、いろいろな方とお話できてたのしかったです。もうかなり前でいまさらなのですが〜〜〜その折りにお話してくださった方々、ありがとうございました!
 なんか勢いで(?)ギャラリーへのラジオの取材に私もお邪魔することになったり。まさかのJ-WAVE出演(1分も喋ってないけど)。経験値あがった…。
しかし後日それを肴にする会で初めて聞かせてもらったら、「とりあえず自分、へんな声ー!」っていう小学生みたいな感想だった…。

 会いに来てくれた、数年来、十数年来の友人たち。
今回、自分の経歴(美大中退後色々)について質問されることも何度かあったけど、
美大をやめようと思ってものすごく落ち込んでいたときに、
ある友人(今回は子ども連れて来た)に一番最初に電話して、「あのさぁ、」とだけ言って、何も言えなくなったら、友人は「どうした」と言って、それを聞いて泣いてしまったのだったけど。
今もたまに「あんな完璧な『どうした』は自分には一生言えなさそう、、」と思い出す。友人も10代だったはずなのに理想の母みたいな優しさのかたまりの声で、すごくさらっと言ったのだった。(ってことは本人には言ったことはないけれど)
自分は恥製造機のようだけれど、そういう節目節目で、いろいろ助けてもらってきた人達がいて、なんとか続けてこれてるなーと思う。
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by jingjing-li | 2010-05-03 23:36 | つれづればなし