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2008年 11月 24日

忘れないうちに

いくつか前の日記に書いたとおり、
ラフを何十枚か手当たり次第というかんじに描いていたら、
いろいろわかったことがあった。
思うこともたくさんあった。
やっぱり悩むより手を動かせ方式が当て嵌まった単純な私。

ラフはちょろちょろ描くんじゃなくて、
栓を開けたらまとめてじゃあじゃあ流さないとだめだ。
それが止まるまで、なぐり描きでもくだらなくてもいっぱい描いて止めないこと。
「とめどなく、とりとめなく」だ。
って、昔も思ったのに。
こういう描き方を最近してなかったのが諸々の原因だと思った。
ほんとになぜ忘れるんだ。
自分はもうちょっと変わってきたはずとか思うんだろうか。
最近はペインティングの描き方について脳の養分を摂られすぎで、
肝心のライフラインが危うかったんだと思う。


で、今回のラフ群はいつもより変な絵が多くできてきたのです。
けれども
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こういう仏画などをみると、
そんなラフもたちまちまともすぎと思える。
めんたまが、にじゅうだよ。
体が緑色で頭が3つで腕6本。

宗教を問わず宗教画って、
みんながみたことはないけどイメージしているものを、
みんながちゃんとみえるようにしているという点で、
最高峰美術なんじゃないかなぁと思う。
ふろしきのおーーーおきーーーいファンタジーだと思う。
宗教にはこれからも入らないと思うけど、
宗教美術を観るとドキドキするのはそのせいだと思う。
出題、次のテーマを絵や像で表現しなさい。
a:この世のものとは思われない恐ろしさ
b:この世のものとは思われない高貴さ
c:この世のものとは思われない慈悲と含蓄のあるまなざし
そんな出題、無理じゃない?
想像もつかないものを創造している。
昔のひとはすごいよ。

話が逸れたけど。
ということでたまに仏画の本とか歌川国芳の奇想の絵とか見て、励まされて描くのです。
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by jingjing-li | 2008-11-24 03:54 | アートのはなし
2008年 11月 10日

さすらい

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がラジオでかかってて、
初めて聴くわけでもないのにたいへんに良い曲だなーとおもった。
「雲の形を まにうけてしまった」って、すごいなーーーと。
それがさすらう理由ってことなわけで、民生さんはよくそんなん思いつけるなー自分ももし旅に出た理由をたずねられたら、そんなかっこいいことゆいたいわーとアホみたいに感心した。
奥田さんの曲は、アルバムで聴くとなぜか途中で集中力が切れて、
あ、もうCD(姉の)とまっている、となるのだけれども、
コンビニとかでふとかかっていたりする瞬間に、うわー!と思うことがある。
なんなんでしょう。
ビートルズもそうだ。
アルバムが通して聴けない。
なのにどこかの店内で突然聴かされると、
めちゃくちゃ良い曲じゃないか!いえーす、おーるにーでぃずらぶ!いえーす、いえろさぶまりん!
となる。

最近はサラ・ヴォーンの「crazy and mixed up」を買った。
邦題は「枯葉」。高校生くらいの頃になんだか名盤らしいと認知しつつ
当時はジャズに手がのびなかった。
ふとみつけて、このタイトルで秋に買わねばいつ買うか、、と思って。
納得の名盤でございました。

絵。
じょしにきらわれそうな暗い絵になってしまった。上、板に描いた。
1本(21ml)で1050円する赤を買ったら、混色するとすごいいい色ばっかりになる。ちょっとこの赤を混ぜるだけで。409円の赤よりいい…。
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by jingjing-li | 2008-11-10 06:02 |
2008年 11月 07日

丸山直文展 横浜トリエンナーレ

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横浜トリエンナーレは三渓園という庭園での展示が一番よかった。
というか三渓園がよかった。
思いがけず秋の遠足気分を大満喫。
当初の目的をちょいちょい忘れた。
広大で、もともとは個人のお宅の庭というのが信じられないすごい庭。
紅葉は少し早かったけど、気候もまずまずの祝日、市内在住65才無料もあってか、シルバー世代大入り。
横トリよりも同じ三渓園内で催されていた菊の展示会や盆栽の展示会の存在感の方が大きかった。
夕方のローカルニュースでやるとしたらそっちだったと思う。

横トリは、一度も行ったことがなかったので、今年は行くべしと思っていたんだけど。
作品は「これは!」というのに出会えなかった。
「現代アートなるもの」を観た感じがした。
それはそれでよかったけど。
ポスターになっていた作品が、会期なかばで展示終了になっていて見られず。
きっとそれがあれば一番好きだったのではと思う。
あちこち横浜を移動した中で、写真を撮ったのはこの猫だけだったことに後で気付いた。
三渓園前のお土産屋の猫。いつもここにいるんだって。
カリン様みたいな。すごい置物感です。
置き引きしたいです。ムラムラです。

別の日に丸山直文さんの目黒区美術館の展示へ。
大きい新作たち。すごぉくよかった。
会場で観たインタビューと制作風景の映像もよかった。
絵の具を布に染み込ませる技法だから、水彩と一緒で失敗できない。
ちょっとこの色違った、と思って拭き取って重ねたり、塗りつぶして重ねたりが一切できない。
それなのにどうやったら失敗せずあんなすかーっとした美しい画面になるんだろう、、と常々思っていたら。
映像の中で、
同じ絵柄で、色のパターンを変えて、丁寧に描かれた何十枚もの水彩画があった。
30枚くらいはあったのかなぁ、もっとかなぁ。
その中から一枚を選んで、それを手にしながら描いておられた。
なんにも不思議なことはなく、ひたすら地に足の着いたやり方だった。
かっこよい。
抽象から具象、具象でも人物や風景の変遷がいろいろみれたのも嬉しい。
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by jingjing-li | 2008-11-07 05:17 | アートのはなし