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2008年 01月 28日

墓場鬼太郎と日曜美術館

墓場鬼太郎。
オープニングの映像と電気グルーヴの曲が良くできているし、
ここ数日卓球の声が頭で回ってたりする。
でもやっぱり野沢雅子さんはじめ、
父さんとネズミ男の声が初期メンバーだってことで、良いなー!
よく揃えてくれたものだ。
って初期やつのをリアルタイムで観てたわけでもないくせに。
でもやっぱり野沢雅子。
野沢雅子は世代的に刷り込みだと思う。
例えばぜんぜん知らない話でも
主人公が野沢雅子っていうだけで観てもいいかな、ぐらいの。

今日の日曜美術館で、
先日書いた長谷川等伯の「松林図屏風」がタイムリーにも取り上げられていた。
等伯の出身地の石川県の七尾の浜の松林の映像(海の上から陸を観た風景)が映ったんだけど、
もう、ソックリ!!
まんまじゃん!
私はあれは山の断崖に臨んだ絵かと思っていたけれど、
あの映像を観てしまうと、その説を下げる他なしだった。
にしても冬の荒れた日本海の映像は、じつに寒そうだった、、。
パティシエの辻口さんが、同じ出身地というのもあり、
この絵と等伯について静かに熱く語られていたのだけど、
NHK男性アナと辻口さんの2人が、
実物を前にして、この絵の前で一晩眠りたいと思った、
あ!僕もそう思いました!と言っていて、
私もまさにその場で全く同じ言葉を漏らしていたので、驚きつつ、
やっぱりこの絵はそんな気持ちになる絵なんだと思った。

辻口さんは余白についても筆遣いについても
「迷いが一切感じられない、まるで神の領域」とか言っていた。
神、出た。神。
そんな興奮して喋っている様子でもないので本当にそう思っているんだろうなぁと。
なかなか無い大絶賛だと思うけど、でもワカル。
次に観られるのは何年後かと思っていたら、
あっさり今度の夏の日本画の企画展に出品が決まっているそうで。
ということで興味のある方は夏、観られます。東京国立博物館で。
観て損なし。
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by jingjing-li | 2008-01-28 03:00 | つれづればなし
2008年 01月 26日

はこ

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昔、日本刺繍をやっていたときの練習作品(途中)。
いつか何かに使うはず、とためてある布の箱をひさしぶりに開けたらこれも入っていた。
忘れてた。
こんな細かいのよくやってたなーと自分で関心した。
たしか貝合わせの貝を入れておくための箱の図柄。


友人から雑誌「hon・nin」が郵便で送られてきた。
麻生久美子さんのインタビューがすごいらしいので読んでみたいと言っていたのを覚えていてくれて送ってくれたのだったが、
本当にこのインタビューが凄かった。
面白くて可愛い話と、壮絶な話、怖い話、切ない話のエピソードが揃っている。
話している途中の写真はとても和やかでかわいいのに。
子供の頃の話(とても貧乏だったことなど)が特にすごかったけど、
そういえば、こんなことあったな!と、自分の子供の頃の気持ちも思い出された。
箱が開くように。今の自分がその頃のことを思うんじゃなくて、
そのときの自分になってしまうような。

早く悟りをひらいて、
何も動じない人間になるにはどうしたらいいだろうと考えていた。
小学生のとき学研漫画で、一休和尚が入水自殺しようとしたときに
悟りをひらいて以後別人のようになるのを何度も読んだけど、
よくわからなかった。
あの漫画を描いた人だって、そんなものよくわからなかったんだろうなぁ。
昔はあまり泣いたりせず我慢していた。
今は、泣きたい時、ほぼ我慢しないので、えらくすぐ泣く人になっている。
今は、言葉もたくさん覚えて、嫌なことも好きなことも説明できるけど、
昔はまったくできなかったので嘘ばかりついていた。
どうしようもないことや、
どうにもしてあげられないことは、
もちろんたくさんたくさん、今もあるけど。
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by jingjing-li | 2008-01-26 02:24 |
2008年 01月 23日

東京のこの部屋は今、虫だらけだ

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昨日は虫を作った。
ハリガネで指に細かい傷がいっぱいついたとみえて、
鳥団子をこねたら指に醤油がしみた。
でも鳥団子鍋はすごくおいしくて内蔵にしみた。

会社で、もうすぐ東京を引き払って中国四国地方に帰るという人がいて、
先日初めて一緒にお昼を食べる。
30代前半、ちょっと不思議男子だ。
モリタさん結婚しないの?いきおくれちゃうよ、あ、すでにおくれてるよね、いつまで東京にいるの?とセクハラ発言だがまぁいいさ、
今年はいろいろやりたいことがあって、と
初めて私が絵を描いていることや個展をやることなど話すと、
突如大きな声で

「俺の恋人はまんがや!!」

と言われる。
藤子不二雄の名作「まんが道」のセリフだそうな。
モリタさんの話聞いて今思い出したから言ってみたそうな。
「って、かんじなんだね、今はじゃあモリタさんは」とまとめられる。
そうでもないんですけど、まぁいいさそれでも。
漁師だった死んだじいさんの、誰も乗ってない船があるから、
帰ったらとりあえず船舶免許でも取ろうかと。
しばらく実家の仕事も、土建屋なんだけどね、手伝おうかと。
最初は漫画家になろうと思って東京に来て、少年マガジンに持ち込みもした。
それから証券の営業マンやって。
一時間の昼休憩で、彼の十数年の東京のあらすじだけ知る。
へえ、とか、はぁ、とか、ほほぅ、とかしか相づち打てず。

いろいろだなぁ。30代だなぁ。
まず今後この人には会わないんだろうけど、
個展のとき東京来るよって言うけど、来ないだろうけど、
やっぱりこの街はいろんな人に会えると思う。
まだ何年か東京にいると思う。
「まんが道」昔々にちょっとしか読んだことないから
読もうと思った。
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by jingjing-li | 2008-01-23 01:40 |
2008年 01月 18日

うががーっと

ひっぱって。
こんなんで、いいんだろうかなぁー??
といまいち良い仕上がりなのか悪い仕上がりなのか分からない。
キャンバス張りに挑戦。
裏張りしたやつ↓
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剥がされた絵たち。
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押し入れの奥の、駄目すぎて出せないやつを剥がした。
この剥がした木枠に新しいのを張り直したんだけど、
ネットと本とでやり方を調べて行い、他人が実演しているところは見たことがないの不安だ。
でも意外と楽しかった。
すがすがしい。

この前、今のところ世界で2番目に好きな絵を見て来た。
長谷川等伯の「松林図屏風」という絵。
1番好きな絵としのぎを削っているんだけど。
ちなみにそっちは久隅守影の「夕顔棚納涼図(納涼図屏風)」だ。
二つとも水墨画で国宝で、東京国立博物館にある。
博物館は収蔵品が多すぎて、全てを展示できないので、
1年に一度から、場合によっては3年に一度くらいだろうか、
その絵に合った季節に
常設展示スペースでひっそり公開されていたりする。
実物は今回初めて見た。
実物と対面して思ったほどよくなかったらどうしよう、
と心配してたのが馬鹿だった。
ものすごーーーーく良かった。
自分のなかで基準ができた。あれを目指そうと。
(と書くのもおこがましいけど目指すとこだけは高く)

何も描いてないところがすごい多い絵なのだけど、
そこに、いっぱいの、広く遠い奥行きの空間が充満しており、
その「無い」はずの場所から、
空気の温度や湿度や味まで流れてこっちに出てくるみたいなんすよ。
そういう装置みたいな絵。
ぴーーんとしてる空気。
しかも、等伯が、この森の奥の
人がまるで立ち入らないような、どこで見たん?という場所を描いたときの、
ある気持ちが重なるような妄想も味わえるんです。
カンペキだ。

一年ほどデスクトップにしてるけど、
ぜんぜん飽きない上に
電源落とすとき、貼付けてるアイコンなどが先に一瞬消えて絵だけになる瞬間、
あー、いい。とよく思う。

また来年か、再来年に公開か、死ぬまでに何度も見たい絵だと思った。
日本に住んでて良かった。
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by jingjing-li | 2008-01-18 14:29 | アートのはなし
2008年 01月 03日

板尾さん

年末年始はお笑いをいっぱい観た。
M-1に始まり、要点を押さえて観た。
例年は仕事で観れなかったので数年分観た。
「絶対に笑ってはいけない病院」、ほんとあれすごい。
一つの場面に小さいネタ→でっかいネタ→またでっかいネタ、で、最後にもうひとネタ、「こまかっ!!」ってやつがちゃんとあって、特に最後の細かいのが自分のツボに入るとすごい嬉しい。
思わず構成作家の高須さんのブログを見つけて読んでしまった。
そしたらこれが意外にもというか、熱かった。
すごい人こそ謙虚なんだなー。という例みたいな。

板尾さんがこの番組と、もう一つ、やりすぎコージーの特番(たぶん)のなかの「いい旅板尾気分☆」というコーナーがとても良くて、板尾さんが今、私の年末年始のR-1ぐらんぷりです。

なんてくだらない記事で
今年を始めてしまいましたが、
みなさまあけましておめでとうございます。
年々、東京で過ごすお正月も平気になってゆく。

個展について。
いい思いつき(受信)がやっとあって、
てんさーい、私てんさーい、と思ったけど、
当然ながら、翌朝には「そんなよくもないわな」
となって、でもこのアイディアでいくことは決まった。
あとはひたすら努力努力努力、、。あぃーん。がんばろう。
姉2人も一緒に見にきてくれるとのこと。
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by jingjing-li | 2008-01-03 00:48 | アートのはなし